言葉の力 2021 5 30

A word is no arrow, but it can pierce the heart.

書名 ジョークで読む世界ウラ事情
著者 名越 健郎  日経プレミアシリーズ

歴代大統領には、知られてはならない弱みがある。
クリントン大統領に、関係した女性の数を尋ねてはならない。
トランプ大統領に、正確な納税額を尋ねてはならない。
バイデン大統領に、記憶力を尋ねてはならない。

 妻が強すぎると、男性は、癒してくれる女性を求める。
これは、人類共通の法則である。
 中央集権国家の日本では考えられないが、
連邦政府への反感があるアメリカでは、
納税額が少ないことは賢いとみなされることがある。
 そういえば、私も夜になれば、
朝、何を食べたか思い出せないことがある。

 かつて、アメリカでは、
核兵器のボタンを持つ大統領は怖い存在だったという。
 しかし、クリントン大統領の下半身スキャンダル以降は、
政治ジョークの対象となるようになったという。
これも健全な民主主義かもしれません。

 たかが政治ジョーク、されど政治ジョーク。
独裁国家では、単なる政治ジョークが政権を揺るがす。
蟻が開けた小さな穴が巨大な堤防を崩壊させる。
























































































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